ピル・避妊具

Pill / Contraceptive

低用量ピル (OC/LEP)

Low dose pill

卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含む経口避妊薬で、排卵及び着床を抑制し、きちんと服用すればほぼ100%の避妊効果があり、欧米での避妊はピルが主流です。我が国では、現在OCを利用している女性は約2%(推計54万人)に過ぎません。


卵胞ホルモンが1錠中に50ug以下の製剤を、低用量ピルと言い、現在ではOC/LEPというと、これを差します。

OC/LEPは避妊目的だけでなく、QOL(Quolity Of Life:生活の質)の改善にもなります。

低用量ピルのメリット

[1]月経周期が規則正しくなる。

[2]月経痛の軽減

[3]月経量の減少

[4]貧血の改善

[5]ニキビ、多毛症の改善

[6]子宮体がん、卵巣がん、乳房良性疾患の減少

[7]月経前緊張性(PMS)の改善

[8]子宮内膜症の治療

緊急避妊ピル (モーニング・アフター・ピル)

コンドームの破損、脱落などによる避妊の失敗、避妊の手段をとらなかった時などに妊娠を避ける目的で服用します。

性交後、72時間以内にLNG(レボルノゲストレル)を1錠服用します。主に着床を阻害することで、妊娠の成立を阻止します。避妊効果は95%~98%と言われています。

副作用について

低用量ピル=副作用というイメージを持っていませんか?低用量ピルは、ホルモン量が少ないので、副作用も少なく太ったりすることもほとんどありません。

飲みはじめ直後の副作用(吐き気、頭痛、不正出血、乳房が張る、など)は、だいたい3ヶ月以内におさまります。

避妊具

Contraceptive device

コンドーム

最もポピュラーな避妊法ですが、間違った使い方をしたために失敗するケースが多いのも事実です。

必ず、セックスの最初から使用する事、使用後、精液が漏れないように注意することが大事です。

IUD(子宮内避妊器具)

受精卵の着床を阻害することで、避妊効果があります。子宮内にポリエチレンで出来た小さな器具を装着します。

当院では主にFD-1、ミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム)を使用しています。平均5年装着可能です。

避妊率は95%。最近は銅がついたIUDもあり、さらに避妊効果が高くなっています。

基本的にはお産経験のある人に向いています。

花

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